ともすけの独り言 12
2004年11月2日

 息子と通っているすくすくルームで市長と保護者の対話会が行われた。
対話会といっても市への要望を出してそれについて市長(およびお付きとしてついてきた事務方)が答えてくれるっていう感じの対話会だったのだけれど、私個人としては市長や事務方の態度の為にとても不愉快で不完全燃焼で終わった。きっとそんなことあの人達は理解していないんだろうなっって思うけど・・・。
 たくさんの要望を出したよ。
・すくすくルームの建物全部について温度管理がしっかり出来るようにして欲しい
・母子通園時に兄弟姉妹を保育してくれるボランティア室の環境をよくして欲しい
・障害児用遊具の充実化
・肢体不自由児クラスの単独通園の増加
・職員の増加
・知的障害児クラスの定員の増加
・保育園や幼稚園との連携強化
・保育園への受け入れ年齢の見直し
・措置費の支払い方法の見直し
・装具等購入時における助成枠の拡大
・障害者用トイレや障害者用駐車スペースの充実化及び拡大への働きかけなど。
 要望として出したこと、それらは結局お金のかかることだという事は私たちも充分わかっている。だからこれらのことが受け入れてもらえるまで何年もかかるだろうと思っている。だけどね、障害児だからということでどうして何年もかけてお願いしないと同じ年齢の普通の子達と同じような環境を保証してもらえないのか。
 確かに障害のある人は手助けが必要な場合が多い。だけど障害児もね、普通の子と同じように毎年1歳ずつ大きくなるんですよ。6歳になったら小学校に行くし12歳になったら中学校に行く。ただただ私たちは、障害児も健常児と同じ環境で生活させたいって言うだけなんですよ。
 みんな望んで障害児になった訳ではない。障害児の親になったわけではない。家庭の経済状況なんて関係なくこういう子を授かった。
 ただでさえ普通の子より弱い部分が多い子供達。不便や心配事が多く、手間やお金もかかる子供達です。そんなハンデを持った子供達を、そしてそういう子を抱える家族の不便をわかって欲しい。